低μ路面仕様のナイトライダーを作っているうちに、徹底的にリアのトラクションを向上させて見るとどんな感じになるだろう、という思いがふつふつと沸いてきました。しかしせっかくミッドシップにしたモーターを戻すのは惜しいので、バッテリーをリアに積載する計画を考えてみました。さすがリアのオーバーハングの長いナイトライダー。電池を当ててみると、リアシャフトの後部に四本何とか入りそうです。早速計画実行!!名づけて、ナイトライダー・ドラッガー・モード。
まずは、ぎりぎりのリアのスペースに積載するためには、専用のケースが必要です。今回は「自由樹脂」なるもので、作成してみました。この樹脂は非常に低温(60℃くらい)で加工ができるので大変便利です。今回は画材屋で購入。350円でした。お湯につけると粘土みたいに手でこねることができ、二、三分で硬化するものです。アルミ箔を何重かに折って(一重だとすぐにちぎれてしまう)、配線しています。

左:購入した自由樹脂。中:コネクタは家にあった昔の小型ラジコン用のもの。
右:この配列で積載されます。タイヤをよけながら、リアのライトやバンパー裏にギリギリではいる感じです。
ボディ、リアのバッテリ積載部分にも、バッテリパックの固定のために同じく樹脂で加工を施します。本体側の配線ケーブルは、通常の積載も可能にするため、邪魔にならない位置にハンダ付け。クリアランスを稼ぐために、リアサスに3mmのスペーサをかませて若干ヒップアップ(リアバッテリなので結構自重で沈む)。

いよいよバッテリを積んでみます。ぱっと見は気づかないけれど、リアオーバーハング部分の下に何か黒いものが……見えますね。これがバッテリパックです。右はデフギア、左はタイヤに当たらないように配置すると、もうギリギリ。でも低重心ミッドシップとリアバッテリの組み合わせで、重心位置をかなりリア側に寄せることができました。重心はリアタイヤ手前ドアの後端あたりで、手で持ち上げるとはっきり後ろ寄りになったことを感じます。

これだけやると、相当はっきり効果が現れますね。まず、ホイルスピンが減った(なくなりはしません)ので、ワイドタイヤとあいまってフローリングなどの低μ路面でもスタートダッシュは見違えるほどよくなります。バシュッってな感じでカタパルト射出のごとく飛び出していきます。
コーナリングに関していえば、当然のことですがアクセルが開いている間はめちゃくちゃアンダーが出ます。でもブレーキング中に確実に向きを変えてしまいさえすれば、スピンはまずしないので確実な操作が可能かも。
とにかくグリップが圧倒的に高まるので、パワーをかけやすいです。普通はフローリング上でスロットルを全開にすることはほとんどできませんが、ドラッガーモードでは結構全開を楽しむことができます。パワードリフトを全開で味わえるので、おりゃおりゃーっとやりたいときにはストレス発散になるかも?その分ドリドリ音も豪快になります。
まぁ、性格がはっきりしているので、ナイトライダーのひとつのモードとして採用してもいいかな。
今度はこの発想でフラットダート・モードなんて作製してみてもいいかも。