iWaver (mini-z clone)

第二世代ミニッツクローンの検証&報告です。第一世代は、以前紹介したLxx Scaleと呼ばれる商品。こちらはぜんぜんだめでしたが、果たしてコレは……!?

overview

まずは外観写真から。

Package

大体クローンものに共通して言えることですが、パッケージが本物よりもコンパクトになっています。内容物は同サイズですので、在庫管理を効率的に行うための企業努力が感じられます。実際、安い(25ドルをきります)。透明な送信機はクールですが、ミニッツとの互換性は不完全です。iWaverはミニッツ用の送信機では動きません。逆にiWaverのスケルトン送信機でミニッツは動きます。
Transparent transmitter is cool. You cannot drive an iWaver with mini-z tx, but can drive a mini-z with iWaver tx.

Chassis

ご覧のとおり、外観はMR-01の完全クローンです。Lxx Scaleの時もそうでしたが、サーボボックスは黒です(本家も最近黒になりましたよね)。

Body

ボディは多少エッジがあまいのが気になります。黄色いのは同サイズのXmods。

Option Bodies

ついでにオプションのボディを購入。CLKメルセデスとランエボです。ランエボは塗装の割れとかあってだめですが、ベンツのほうは5.5ドルにしては上出来かと。

Body Details

参考までに細部の写真も載せておきます。写真ではTaGuホイールをはかせていますが、当然ついてきませんので念のため。
Rims in the pix are of TaGu wheel, they does not come from with kit. Hermes for front, Boreas for rear.

impression

まずケースから出して走行してみての感想。思ったよりいいです。ただし、以前のLxx Scaleミニッツは、数パック走行後に次第にチャタリングが多くなり、受信も不整になりしまいには動かなくなってしまうという、時限式のクローンでしたから、気を抜いてはいけません。iWaverも、時間の経過によって不具合がでるようなら、すぐに報告しますので、購入を考えている方もその点をよく考えてください。

まず第一に気になるのが精度。やはりそれなりです。ブッシュ類は真円がでていない可能性が高いので、捨てたほうがいいと思います。また、ナックルからでているホイール用のシャフトですが、左のものだけ0.1mm程度太いようで、ベアリングなどが入りません。ミニッツ用のものと交換しました。リアデフシャフトも、精度が重要なのでミニッツ標準のものと交換済み。幸いノーマルパーツは有り余っているので、困りません。

プラ部品は素材が異なるため全般的に心配です。特にネジ穴。今のところは大丈夫。

速度。標準で12km/h。ベアリングだけ入れた段階で14km/hです。モーターは130のノーマルですが、ケーブルがミニッツ標準のものよりも細いです。

肝心のRCユニット。2パック走行後の時点で、問題は出てきません。さすがに、基盤をリニューアルしたと宣伝しているので、多少は改善されているようです。受信距離は正常。レスポンスも問題なしです。

大きな変更点は、制御がデジタルプロポーショナルになったこと。ステアリングもスロットルも片側12ステップくらいのようです。ステアリングの片側12ステップはXmodsのそれよりも少なく、やはりスラロームなど微妙なコントロールに困難を覚えます。スロットルの12ステップのほうはモーターも非力なせいか、それほど気になりません。

1週間で使えなくなる本格クローンよりも、信頼性のあるB級クローンのほうがお買い得ということ。とにかく、しばらくは様子見ですが、全体としては好印象のiWaverでした。

[更新] 海外掲示板での評判を聞くと、どうも上述したステアリングのステップ数は私の個体の問題である可能性が発覚。早速2台追加で注文してみました。確かに、ステアリングの分解能でミニッツとの差はほとんど感じられないくらいでした。iWaver基盤の最大の弱点だと思っていた点が、私が4月に購入した個体の問題だったとすると、iWaverに対してちょっと不当な解説になっていたかもしれません。この場をお借りしてお詫びいたします。

また、新しくわかったことですが、どうもiWaver基盤はミニッツ基盤以上に送信機の電圧低下にセンシティブなようです。iWaver用の送信機はその辺が対処されているらしく、問題ありませんが、ミニッツの送信機や一般的な送信機を使ってiWaverをドライブする場合、電池が消耗するとミニッツならまだ全然問題なく動く程度でも、iWaverでは動かないという事例が見られますので、一般的な送信機でiWaverが動かないというときは、送信機の電池をチェックしてみてください。

[更新その2] 8月末に最新版iWaverを購入。ボディはフォードGT40。自前で新しくボディを作成するとは、かなり気合が入っています。詳細は、こちら

また基盤(送信機)が新しくなっているようで、以前の送信機では操作できません。また、新しい送信機で以前のiWaverも操作できません。

1st gen. mini-z clone (called "lxx scale") was "time-limited" clone. So you must keep attention for a while.

Bad quality on plastic/metal parts. I needed to exchange the left nuckle because it's shaft diameter is slightly larger so couldn't take bearing. You shouldn't mix the bushes of iWaver with those of mini-z, just throw away once you replace them with proper bearings. All plastic parts are different in material from mini-z, so they may be weaker especially at the screw holes.

Speed: slower than stock mini-z. 12km/h out of box, 14km/h with bearings. Stock motor has thinner cables than mini-z.
No problme with reception and response in MY case.
Digital proportional system: 12 steps for steering on each side (less than xmods), 12 steps for throttle. It has reverse, but no brake.

[UPDATE: jul. 2004] I bought 2 more iWavers, and found their steering works more continuously. There's no more noticeable steps. Judging from many posts on the board, my 1st one (which I bought in April 2004) had a problem on its steering, and it seemed to be individual, not general one. I've thought the steering is worst thing in comparison to the genuine kyosho mini-z, but it was misunderstanding.

[UPDATE: sep. 2004] I bought another iWaver (Ford GT40: here), and found its electronics seemed to be updated. Old transmitter doesn't work with new iWaver, and old iWaver doesn't work with new transmitter.

A low graded clone with digital propo. would be better than a real propo. but time-limited clone, if it's reliable. I'll report again here when the iWaver stops running.

new bodies

iWaverから、なんと新型のボディが発表されました。ミニッツにはないボディです。新規にボディを開発するとは、かなり本気のiWaverです。

フォードGT40と、ポルシェカレラGTの二種類。色も数種類ラインナップされています。両方ともMR-01でホイルベースはLのナローボディです。結構かっこいいじゃないですか。何より、目立ちます。どちらもリアが低いボディなので、MR-01ではリアのストロークがぎりぎりです。01Fにするといいかも。ピッチングダンパーはつけられませんね。

ボディ裏側

ミニッツと違って、透明樹脂の一体成型で、必要な箇所に塗装が施してあるタイプです。軽量化に貢献しているかも(GT40が32g、カレラは28g)。カレラのほうはおまけでフードが付いてきます。装着には若干の加工が必要そうです。気が利いているのは、ライトをつけることを念頭において、配線用の溝がつくってあること。

フォード GT40

撮影用に、リアには無理やりワイドを履かせてみました。マッチョでかっこいいかも!!

ポルシェカレラGT

オープンで、軽量なので、コースではかなりいいかも。リアのエンブレムが"Carrerra GT"ではなく"Concept GT"となっているのはご愛嬌(笑)。

珍しいボディで問い合わせもあるようなので予備をヤフオクに出品しました。興味がある方はどうぞ。終了