KITTのスケール感を大事にするために、内蔵アンテナを利用しています。外に出ている通常のアンテナは、実際室内で楽しむときには邪魔だったりします(意図せずしてソファの下にもぐっちゃったりしないのは都合がいいのかもしれないけど、それもまた室内での楽しみのひとつだったりして)。
ところが、KITTのボディ側には、例のライト用のケーブルが這っていて、気をつけていないと、これが内蔵アンテナの板の部分に干渉して操作が利かなくなってしまいます。私が最初にぶつかった問題がこれでした。そこで、図のようにうまく真ん中にまとめてあげると干渉しなくなります。

厚みが出ないように、板状にまとめるのがポイント。
KITTのホイールベースはLです。ミニッツは元の状態ではモーターがリアシャフトの後方に積んでありますが、モーターの向きを反転させてこれをシャフト前方にもってくることが可能です。これによりマシンの重心が中心に近くなり、運動性能が飛躍的に向上します。市販のキットはありますが高いし、KITTのボディに合う保証がないので、これをプラバンで自作しました。苦心した点は、ホイールベースLとはいえ、シャーシー本体側との隙間はギリギリであるという点です。
※なお、撮影写真のシャーシ等各種パーツは軽量化のため穴だらけになっています。これだけ苦労して削っても、1gちょっとしか変わらないから、あまりお勧めしません……。
ミッドシップの図。下から、上から、後ろから。肝心のサスは、幅10mm長さ13mmにしてみました。
サスストローク。写真ではわかりにくいかもしれませんが、実際には問題ない程度のストロークがあります。

モーターケースとシャーシー本体との隙間はサスストローク分をギリギリ確保!
しかしながら上のようなサスストロークを確保するためには、モーターカバーを結構削り込まないといけません。市販のミッドシップキットはどうやっているんだろう!?KITTのホイールベースに入れるためには、どうしてもこうした加工が必要に思えるのだが?だれか知っている人がいたら教えて。

干渉する部分を削り取る。左右を見比べてもらえればどれくらい削ったかがわかるでしょ。
ボディ側の取り付け具は、そのままでは干渉しませんが、ロールしながらストロークしたときに干渉するので、以下のように削りました。

反対側は別に干渉しないのですが、せっかくなので(?)同じように削りました。
完成して、走ってみて、感激!!くるっくるっと挙動のいいこと。すばらしい。しかも変なスピンもしない。アンダーも消えて、限りなくニュートラルステアに近い感じ。なんといってもコントロールしやすいです。こんなに違うんですね。びっくりしました。
ノーマルシャーシーを参考にあてずっぽうで決めた10x13は、悪くなかったみたいです。あ、ちなみにプラバンは1.2mm厚です。耐久性はそれほどないと思われる(はじめから試作のつもりなので作りもかなり適当だし)ので、将来的にはカーボンでぜひ作り直したいですね。
ちなみに、ここで作ったサスプレートのシャーシ側とモータ側の取り付けビスの間隔(ホイールベース方向の)は、34mmです。別なページで紹介されているものよりも短いです。これだけ短くても上のような加工でギリギリ可能らしい、ということで。
ナイトライダーミニッツは、シャーシ(電池込み)で約180g、そのうち40gがナイトライダーボディ(+電飾装置)が占めます(実測のため不正確)。ボディって結構重いのだ。そんなわけで皆さんボディのフロントガラス部分などをくりぬいたりされているわけですが、ナイトライダーは見た目重視。今のところそこに手を出す気にはなりません。そこで、シャーシ側の軽量化に努めることにしました。結論から言えばあまり報われなかったような気がする……。でも、見た目は結構気に入ったので、いいか。
シャーシ強度を残しつつ、ドリルでひたすら穴を開ける。本体受信機カバーもKYOSHOステッカー(ゴールドのやつ)をいったんはがして裏側を穴開けて、再びステッカーでふたをしてあります。
電池カバー、電池ケースシャーシ側も。ほこりなどの侵入を防ぐため裏側からセロテープで塞いであります。電池を装着したときに、カバーの真ん中から電池が見えるのは結構かっこいいのではないか。
上で紹介したミッドシップはなかなか具合がよく、大変気に入っておりました。しかし軽量化を進めているうちに、このミッドシップには無駄なパーツがあることにふと気づきました。それはこいつ(下図)。モーターケースにくっついていて、リアサスをつなぐためのパーツ。これいらんな……。そんなわけで、ミッドシップ第二段を作成するにいたりました。

わざわざ自作しているんだから、無理にこれにあわせて長いリアサスプレートを作らなくてもいいのではないか、と思い立った。しかもこいつ、1.5g以上もある。これを使わないだけで、穴あけ軽量化に相当するだけの(それ以上?)軽量化が行えるわけなのだ。

今回使用するのはこんな風にかなり短いパーツ。写真では手前がモーター側になる。ビスも、長いとモータそのものにあたってしまうので、短い皿ビスを用意(ちょうどいいのがなかったので長いのを切った)。モーターケース側にも底になる側に二つ穴を開けます。ちなみに一番左の大きい穴は軽量化&放熱のための穴。

こんな感じで取り付けます。かなり短くなったでしょ。サスのモーター側取り付け部には厚みをつけてサスとモーターカバーの接触を避けています。

だいぶリア周りがすっきりしました。はじめのバージョンと見比べてみてください。これで、ほんとにリアドライブシャフトより後ろには何にもなくなったのです!すごい。
サスストロークやホイールベースはまったく変わらないまま、リアシャフトの外側にある無駄なプラパースがひとつ減り、しかもリアサスも短く。操作性でこれを体感することはできませんが、まあ自己満足というか、こういう地道な改良の積み重ねが云々。
サス部分はすでにセッティングが出ている数値を参考に、今回は幅9mm長さ12mmにしてしました。コントロール性は相変わらず良好で、もうリアモーターには戻れませぬ。
注意!!
プラバンでサスを自作したときに、突然右と左でコーナリング特性が変わってしまうことがあります。ノーマルの場合には、室内で操作しているときにはフロントタイヤの片側だけに糸くずなどが絡まって回転が渋くなっているなどの原因が考えられますが、そんなこともないのに異常が起きることがあります。たとえば、右コーナーは異常にアンダーなのに、左は逆にくるくる巻いてしまう、など。これ、しばらく原因がわからずいろいろ探ってみた結果、どうもサスにロール方向に型がついてしまっている場合があるらしい。ストロークテストなどで、手でねじってロールしてみたりしたときに、プラバンなのでこの癖がついてしまって、離してもちょっと傾いたままになってしまっているみたい。やはりプラバンはいかんね。ためしに逆側にねじってみると、見事に逆の症状を再現することができた。原因はコレですね。ちゃんとまっすぐな状態に戻してあげてから装着すれば直ります。お試しあれ。
ナイトライダーの場合、あまり極端にローダウンするのは「らしく」ないのでやりませんが、それでもロールしたときにタイヤがフェンダーに干渉する可能性があります。そこで定番のフェンダー裏側削りこみをしておきました。

ちょっとみえにくいかも。